アメリカTime誌が「世界一快適なシューズ」と紹介したオールバーズのスニーカー。
日本では、そこまで知名度のないブランドですが、世界的に有名なレオナルド・ディカプリオが出資をしていたりAppleのCEOティム・クックやバラク・オバマ前大統領が愛用している姿が目撃されるなど、世界で注目が集まっています。
名前だけは数年前から聞いたことがあったのですが、今回ついに購入することになりました。
実際に履いてみての感想を正直にレビューしていきます。
オールバーズとは
オールバーズはサンフランシスコ発2016年創業のシューズブランド。
元サッカーニュージーランド代表のティム・ブラウンとバイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンガーがタッグを組み2016年に設立したスニーカーのスタートアップ企業です。
今は洋服なども展開しているのでファッションブランドという肩書のほうが正しいかもしれません。
オールバーズのスニーカーでメインとなるWoolシリーズは、ニュージーランド産の最高級のメリノウールを使用していて
”世界一履き心地の良いスニーカー”として人気を集めています。
冒頭でも触れたとおりシリコンバレーのIT起業家らを中心に人気が出て、2020年に日本に路面店が上陸しました。
2024年6月現在、日本には原宿・丸の内・大阪に店舗があります。
名古屋・福岡などにも路面店が増えれば、今以上に人気になりそう。
オールバーズの口コミ
オールバーズの口コミやレビューに一通り目を通したところ、以下のような意見がありました。
オールバーズの良い口コミ
ミニマルなデザイン
私がオールバーズを選択した理由の一つ。
派手なロゴがなくシンプルだけど最低限のファッション性を担保していて、どんな服装にも合うデザインだと思います。
靴自体はもちろん、公式サイトから梱包まで全てがシンプルで洗練されていて綺麗。
通気性抜群で快適な履き心地
最高級のウールを使っているので、通気性がよく夏に履いても蒸れにくいです。
ウール素材を使っているため軽量で柔らかく、伸縮性があるので足の痛みも軽減されやすいです。
洗濯機で洗える
インソール(中敷き)を外せば丸洗いが可能。
僕は今の所そこまで汚れてはないので、実際に洗ってみた人の記事を色々調べてみたのですが
新品同様ってほど綺麗にはなっていませんでした。(特に白)
洗濯機にブチ込んだだけじゃそこまでキレイにならないみたいです。
マコなり社長の動画では、新品に戻る・ピカピカの汚れゼロになる
という話だったので過剰に期待していましたが、さすがに新品に戻るは言いすぎですね。
とはいえ、洗濯機でガンガン洗える靴ってそんなにないので、ちょっと汚れたら洗濯すれば
一般的なスニーカーよりはキレイな状態を保てるのは嬉しいですね。
サステイナブル経営
見せかけだけ環境に配慮してる風の企業は数多く存在していますが、オールバーズは本気で環境問題などサスティナブルな経営に取り組んでいます。こういった部分は顧客に見えにくいところなので言ったもん勝ちみたいなとことがありますが
オールバーズは本格的に実行していていることが顧客目線でも伝わってきます。
オールバーズの悪い口コミ
デザインがダサい
オールバーズについては”普通オブ普通”
後述してるけど、シンプルで当たり障りのないデザインで個人的には好きです。
値段が高い
価値観は人それぞれだと思うから一概に高いとか安いとかは言えないですが
スタートアップ企業が最高の履き心地を追求しながらも、環境に配慮しまくって作られた靴が1万円台前半から
買えてしまうのはかなりコスパ高いと思います。
僕も値段を見るまでは「どうせ3万ぐらいするんでしょ」と思っていました。
【追記:2024年5月】価格の改定があって値段が上がっています。
モデルによっても異なりますが、18,000円ぐらいするモデルも多く、以前ほどの
コストパフォーマンスではなくなりました。
元々がそんなに高くなかったので現在の値段くらいが妥当だと思いますが、イチ消費者からすると少しだけ残念。
今回購入したモデル
私は公式サイトで購入しました。
実店舗は東京・大阪にしかないので、行けない人は公式サイトで購入するのをオススメします。
以前はオンラインショップがなかったので、AmazonやBUYMAに転売価格で出品してあるのを買うしかなかったみたいですが今はバッチリ公式のオンラインショップがあるから公式サイトで購入しましょう。
はじめは通常版のWool Runner の購入を検討していたのですが
たまたま限定のMen’s Wool Runner “”Fluffs””(綿毛という意味)が発売されていたのでこちらを選択しました。
色はブラックとホワイトがあるのですがホワイトは全部売り切れていました。
オールバーズのスニーカーは洗濯機でガシガシ洗えることが魅力の一つでもあるから、普段は絶対にチョイスしない真っ白のスニーカーを買おうと思っていたのですが、全サイズ売り切れていたので泣く泣くブラックを選択。
丸洗いできるから白が人気なのかも
ということでブラックを購入。
後述しているが、購入したのは12月11日(金)夜中。
海外メーカーなので一週間ぐらいかかるのかなと思っていたが…
約11時間で出荷の連絡が来ました。
海外発送かと思ってたんだけど船橋から発送されていました。
ほぼAmazon並の配送です。
そして二日後の朝には届きました。
寝起きで受け取っのですが、受け取った瞬間あまりの軽さに眠気が一気に吹っ飛びました。
「え?中身入ってるよね?」と思ってしまう軽さ。
それもそのはず、オールバーズの重量は片方で260グラム。
両足分合わせても520グラムです。
配送用の箱と靴の箱が一体となっていて非常にシンプルな梱包。
詰め物の紙やタグなども入っていません。
スカスカ。壊れ物じゃないからいいんだけど。
デザインは好みがあるだろうし、僕がおしゃれな人間ではないのでどうこう言える立場ではないですが
僕の一意見として、ファッション性が高いかと言われるとそうは思わないし
オシャレレベルはそんなに高くないと思います。
でも主張が少ないのでシンプルな服装にはかなり合わせやすいです。オフィスカジュアルコーデにも合うデザイン。
スニーカー好きからしたら当たり障りがなくてつまらないデザインかもしれないけど
「靴とかなんでもいいけどそれなりにちゃんとした靴を履きたい」という人には十分なデザインです。
約2年間愛用しているNIKE Air Mowabb の重量は片足で313グラム。
オールバーズのほうが両足で100グラム軽いだけなので違いがわかるかなと思っていましたが
実際手にとってみると、オールバーズのほうが明らかに軽いのを実感できました。
オールバーズにはハーフサイズがありません。
「ハーフサイズを選んでいる方はひとつ上のサイズをオススメします」との記載があったので
普段は27.5センチのスニーカーを選択している私は28センチを選択しました。
実際に履いてみた
履き心地・歩きやすさ
ファーストインプレッションとして、「驚くほど歩きやすい」とまでは感じませんでした。
素足のような履き心地とか雲の上を歩いてるみたいなどと表現している人も多く、勝手に期待しすぎていた部分もあるけれど個人的にそこまでの驚きはありませんでした。
ただ、靴と足の一体感が普通の靴の100倍くらいあります。
「包み込まれるような履き心地です」
と表現している方も多いですが
言い得て妙、一般的なスニーカーと比べると包み込まれている感が強いです。
一番違いを感じたのが、一週間ほどオールバーズを履いた後に今まで使っていたスニーカーを履いた時。
これまで普通に履いていた靴が重く感じ、足と靴の一体感を感じることができず違和感を覚えました。
一度オールバーズのは着心地を体験すると、今までの靴には戻れないような気がしています。
サイズ感
普段、27.5センチを選択している僕にとってハーフサイズがないのは致命的でしたが、オールバーズの特性上
ワンサイズ上でもフィットするとのことなので僕は28センチを選択しました。
ウール素材で伸縮性も高いので上下ワンサイズぐらいの違いだったらフィットするらしいです。
確かにフィットはするんだけど、もうワンサイズ小さくてもよかったかもしれないです。
実店舗に行ける人はサイズで悩まなくていいけれど、オンラインで買う場合も心配ご無用。
自分にあうサイズが見つかるまで何度も試すことができます。
室内でフィッティングして丁度いいと思っても、実際に外で履いてみると
「あれサイズ合ってないかも」となることもたまにありますが
オールバーズは外で履いても返品交換が可能なので、じっくり自分に合っているか検討可能。
ピッタリのサイズが見つかるまで試してと公式が言っているのでご安心を。
本当にサイズが合っているのかは外に出て歩き回ってみないとわからないので、外で試し履きができるオールバーズは
本当にユーザーファーストの優良企業ですね。
返品もかんたん
実はサイズが少し大きくて返品したのですが、返品手続きが簡単すぎたので記事にまとめました。
まとめ:コスパ最強。迷ったらとりあえずポチろう
設立間もないスタートアップ企業が環境に配慮し、世界一快適として紹介されるような靴を
約12000円で販売できるのは本当にすごい事だと思います。
また30日以内であれば返品を受けつけているので、リスク0でスニーカーを試すことが可能です。
迷っている方はとりあえず一度購入するべき。
あらゆる面からみてコストパフォーマンス抜群の一足だといえます。
「シンプルでコスパの高い靴がほしい」という方は是非一度手にとってみてください。
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