Amazonヘビーユーザーの僕だが、ついに最悪のショップを引き当ててしまった。
結論から言うと
出品者都合で注文をキャンセルしたのにも関わらず
キャンセルした商品を転売価格で販売してやがった。
イライラ9割・注意喚起1割。感情的に書き殴っただけの記事だけど、ぜひ読んでほしい。
こういう時に影響力があればなぁと思うけど、ないものは仕方ない…
※訴えられたりすると面倒なのでショップ名は伏せている。本当は晒したいけど!!!!
今回の話の流れ
2022年1月中旬、実の妹から「Amazonで本を頼んでもらえないか」 とLINEが来た。
妹はAmazonに会員登録しておらずクレジットカードも持っていないため、僕が代理で注文してあげることがよくあるんだ。
今回もいつも通り、商品のURLを送ってもらい注文した。
自分で買う商品であれば、他のECサイトでポイントの比較をしたり、販売元・発送元が変なショップではないか調べるんだけど、妹から頼まれた本だったので何か間違えたらいけないと思い、送ってもらったリンクを開きそのまま注文した。
(Amazon限定の本などもあるため、送られたリンクを開いて買ったほうが確実だと思った)
後回しにして忘れてはいけないと思い、依頼されてすぐ注文確定しお届け予定日を妹に伝えた。
注文したのは1月21日の夜。
かなり配送に時間がかかるなぁと思ったが、Amazon以外のショップから発送されるのでそんなものなのかぁと特に疑いはしなかった。
お届け予定日を過ぎても荷物が来ない
お届け予定日を過ぎ、妹から「本、発送されてる?」と連絡があった。
すっかり頼まれたことを忘れていた僕は、「もしかしたら注文確定できてなくて購入できてないのかも!」
と思い、焦りながら妹とのLINEを見返したところ、注文完了のスクショが残っていたので注文は間違いなく通っていた。
しかし注文履歴を確認したら、注文履歴から本の注文が消えていて
「バグで消えているだけか?」と思ったのだが、念の為カスタマーサポートに問い合わせたところ
「出品者都合でキャンセルになっている」と言われた。
「メールも送っていますのでご確認ください」
と言われたので確認したところ、しっかりメールは届いていた。
唯一、販売しているショップがなんと…
キャンセルになったのは仕方ないので他のサイトで購入しようと思ったんだけど、どこのサイトも全て売り切れ。楽天をはじめ、本屋のオンラインショップも全部完売で再入荷の予定なしとのこと。
どうやらオンラインストア限定の完全生産版だったようなんだ。
そんな時にAmazonで2点だけ売られているのが
なんと4580円!
元値が2053円なので、約2倍で売られている。
転売価格だけど、PS5みたいに元値が高いわけではないので上乗せされている価格は約2500円。
ムカつくけど妹が可哀想なので、僕が差額を払いこの価格で買ってあげようと思っていた。
前回キャンセルされたので今回の店は大丈夫かなぁと思い、ショップの名前を見ると…
なんと転売価格で販売しているショップは、注文をキャンセルしてきたショップだったんだ。
まじでありえないし、こんなゴミ出品者がいるのかと久しぶりに怒りを覚えた。
再度、Amazonのカスタマーサービスに連絡
普段クレームなどはいれないけど、さすがに腹が立ったのでカスタマーサービスに再度連絡した。
内容としては
一度注文した商品が出品者都合で取り消された。
キャンセルしたのにも関わらず、当該ショップが転売価格で出品している。
Amazonとしては問題ない行為として認めているのか。
アマゾン側の回答は
「普通に考えておかしい行為だが、価格設定はショップの自由なのでAmazonとしてはどうすることもできない」
「管理部門に報告します。」「当該出品者を指導します。」
「しかし、現状これ以上のことはできない」
「ショップにもお客様に連絡して説明するよう指導する」
とのことだった。
正直納得はできなかったが、「無理なものは無理なんだろう。」と諦め
「このようなことが他のショップでも日常的に行われているとなるとAmazon全体の評判が悪くなるし
安心してAmazonを使えなくなるので改善してほしい。」
と伝え、話を終えた。
カスタマーサービスのオペレーターの方は一切悪くないので、なるべく穏やかに話したが
終始ずっとイライラしていた。
正直、クレーマーだと思われていただろうしアマゾン側でも厄介な客リストに入れられていた筈だ。
電話を終えた後も納得できず色々と調べていると、当該業者は同じようなことを何度もやっているようだった。
レビューもほとんどが低評価で最低最悪のショップだったんだ。
すべて載せるとキリがないが、このような評価が腐るほどついていた。
その後もいろいろ調べていると、気になる記事を見つけた。
「書籍および音楽商材(CD・レコード)について、適法な再販売価格維持契約(以下「再販契約」といいます。)に基づく定価に服するものについては、定価以外の価格で「新品」として出品することはできません。」
引用:物販総合研究所
いや、定価以外の価格で販売したらダメじゃん!
と思ったんだけど、どうやらこの制度の対象になるには値段の部分に”定価”と記載のある商品だけらしい。紛らわしい。
家にあった本20冊程度確認しましたが、全て定価マークがついていた。
出版物(書籍・雑誌)の再販制度(再販売価格維持制度)とはどういう制度でしょうか?
引用:一般社団法人日本書籍出版協会
出版社(メーカー)が個々の出版物の小売価格(定価)を決めて、書店(販売業者)で定価販売できる制度です。この制度は、独占禁止法で認められています。
詳しいことはわからないが、Amazonで新品の本を高値で売る行為は、再販制度というものに抵触するらしい。
今回揉めている商品に”定価”の記載があるかどうかわからないのでもう一度Amazonに問い合わせることにした。
ちなみに、業者から連絡をするようお願いしていたが、当該業者から連絡が来ることはなかった。
3回目の問い合わせ
私もコールセンターでのアルバイト経験があるので、申し訳ないなぁと思いながらも
ショップへの苛立ちが収まらず、3度目の問い合わせをし、上記規約の件について・同様の被害にあっている人が多数いるという話をした。
アマゾンカスタマーサービスの対応としては
本来であれば購入者が直接ショップに問い合わせする必要があるが、同様のレビューが多数あるので今回はAmazonからショップに対して問い合わせをする。
ショップには再度お客様に連絡するよう指導する。
規約については管理部門に確認する。
とのことだったので、「定価で購入するので商品を送ってくれ」と伝えてもらった。本当はこんなショップから買いたくないけど。
規約について、結論としてはAmazonで本を定価以上の値段で売ることは問題ないらしい。
ただ倫理的に問題があるので関係部署に伝えて、再発防止に取り組むとのことだった。
連絡を待つが一切来ず
何度もショップから連絡をするようお願いしていたが待てど暮らせど一切連絡がなかった。
カスタマーセンターの方にもショップから連絡をするように伝えてほしいと何度もお願いしたが一切連絡はなかった。
しびれを切らし、こちらから連絡したが一切つながらず。イライラして何十回もかけ続けたがつながることはなかった。
はっきり言ってイライラは収まらないけどこれ以上時間を使っても解決しないので、運悪くキチ○イショップを引いてしまったと思って諦めることにした。
Amazonで悪徳業者に当たらないために気をつけること
Amazonには無限に商品があるが、出品業者も星の数ほど存在する。
今回の件で、Amazonで変な業者を引き当ててしまってトラブルになっても、Amazonは解決してくれない
自分の身は自分で守る必要があると強く感じた。
これさえ守れば確実!というわけではないが、怪しい業者をできる限り避けるための方法をまとめてみた。
発送元がAmazonか確認する
Amazonで販売されている商品には
- Amazonが販売・発送する商品
- Amazonとは関係のないショップが販売する商品(マーケットプレイス)
2パターンの商品がある。
後者は、楽天の出品システムのAmazon版みたいな感じで
Amazonという看板を借りている、直接的にはAmazonとは無関係のショップという立場なんだ。
マーケットプレイスでも発送をAmazonに任せることもできるので、実質Amazonのような形で出品ができる。
(マーケットプレイスの詳しい説明をすると長くなるので割愛する)
基本的に誰でも出品できるので
- 実店舗を経営しているけど、オンラインショップとしてAmazonに出品している業者さん
- せどりビジネスとしてAmazonに出品している方
- 副業で出品している人
などいろいろなパターンが考えられる。
この場合だと、カスタマートラブルなども基本的にユーザーとショップとで行わないといけないため、不誠実なショップだとトラブルが起きた時に揉める可能性が出てくる。
ほとんどのショップが真面目な運営をしているはずなので、こんなことを言うのは申し訳ないが
特別な理由がない限り、販売元・出荷元のどちらもAmazon以外のショップの場合は避けたほうが良いかもしれない
残念ではあるが、現状一番安心してAmazonを使う為にはこうするしかない。
公式ショップなどであれば安心だが、〇〇商店とか〇〇ショップみたいなのは少し警戒したほうがいい。
今回の私のケースだと商品が勝手にキャンセルにされただけの話だが、粗悪品を売ったり、中古品を新品と偽って売ったり、架空の住所を登録していたりと激ヤバな業者もたくさんいるので十分注意してほしい。
評価を確認する
商品ではなく、ショップの評価を確認しよう。
商品の評価はAmazonからの配送、ショップからの配送に関わらず”商品”に対しての評価が書かれている。
悪質業者を見分けるために重要なのはショップの評価なんだ。
肯定的な評価はサクラの可能性もあり、見抜くのが難しい場合があるのでまずは否定的なレビューに目を通そう。
評価数のうち、批判的な評価が数%であれば許容範囲だが、20~30%もついている業者は、地雷率が極めて高いので買わないほうが賢明だ。
サクラレビューで評価を釣り上げている可能性もあるので全体に目を通し、総合的に判断しよう。
ちなみに今回のショップの評価は…
3割が否定的なレビュー。はっきり言って、マジで終わっている。ゴミオブゴミ。
こんなショップを野放しにしているAmazonにも問題があると思うが、登録業者も多く対応が追いついていないというのが現状だろう。
こちらはスーパー優良企業 Anker Japanの評価。
天と地の差というのがおわかりいただけるだろう。
まとめ:天下のAmazonとはいえ注意しよう
今回、不誠実なショップから購入してしまったことで、本を手に入れることができなかった。
言いたいことはまだたくさんあるが、価値のない記事に時間を費やしても仕方ないのでこの辺にしておく。
Amazonは全く悪くないにせよ、変なショップを放置しておくとAmazon全体の評判にも影響しかねないので、できる限りこういう怠慢なゴミ業者を一掃してほしい。
当該ショップが一日でも早くAmazonから消え去って、二度と商売ができなくなることを心から願っている(怒)
コメント
コメント一覧 (2件)
出品者評価の★1の内容をみて判断しないと、信用できるかどうかは判断できませんが、最後に確定ボタンを押す前に、もう一度、価格と送料、そして出品者評価を確認しないといけませんね。
そうですね…より一層リテラシー高めていかねばと感じました。