テレビの下位互換でオールドメディアと思われているかも知れないが、今ラジオがアツい。
最近は動画配信サービスやYouTubeの普及で若者のテレビ離れという言葉をよく聞くようになりました。
テレビを見ない若者が増えているこのご時世なのにも関わらず、最近ラジオを聞いている若者が増えているとのこと。
僕はコロナ前から日常的にラジオを聴いてたのですが、コロナ禍になり在宅勤務や外出自粛もあって、家にいる時間が長くなり、今となっては暇さえあればラジオを聴いています。
僕が思うラジオの魅力とオススメのラジオを紹介していきます。
意外と周りにいないラジオリスナー
自己紹介などで「ラジオを聞くのが好きです」というと、高確率で「おじさんみたい〜(笑)」とか「めずらしいね!」と言われる事が多い。僕は友達が少ないので参考にならないかもしれないですが、ラジオを聞いている同世代の知り合いは一人もいません。
属しているコミュニティがラジオを聴く層ではないというのも一因かもしれませんが、僕の周りには語り合える人がいないのが現状です。
僕が思うラジオの魅力
ラジオは自由度が高い
テレビだと絶対に放送されないであろう内容の緩いトークがラジオでは繰り広げられています。
家族とおでかけした時の話とか後輩と遊びに行った話とかパーソナルなトークを聴くことができるのがラジオにしかない魅力。
テレビだと視聴者と出演者がやり合うこと機会なんてほぼないですが、ラジオはメールを通じてパーソナリティとリスナーがバチバチにやり合ったりすることもあります。リスナーとパーソナリティの距離が近いところが魅力のひとつ。
じゃない方芸人の活躍ぶりを見れる
お笑い芸人のラジオの魅力として、いわゆる”じゃない方芸人”が本領発揮している点が挙げられます。
今や人気芸人のオードリー若林も、一昔前までは”じゃない方芸人”の一人でした。
アルコ&ピースの酒井健太・三四郎の相田周二・ハライチの岩井勇気も、じゃない方芸人としてよく名前が挙がりますが、ラジオでは相方に負けることなく番組を回しに回しまくっています。
なかなかテレビでは観れない一面なので聴いていて楽しいです。
会話の勉強になる
ラジオは面白いだけではなく、会話の組み立て方や上手な話の聞き方の勉強にもなります。
ラジオをやっている芸能人は、いわば会話のプロ。何気なく話しているように見せかけて、人を惹き付ける話し方や、話し手のリズムを崩さないテンポの良い相槌など、話が面白くなるエッセンスが散りばめられています。
人と会話するの苦手なんだよな〜という人は、ラジオのフリートークの立ち回りを聞けば会話力が向上するはず。
芸人の話し方を完全に真似ると激イタ一般人になりかねないですが、会話の組み立て方やフリとオチの流れ、相づちの打ち方、間合いの取り方などであれば真似てもバレることはないので僕も参考にしています。
コンプラが緩い(深夜ラジオ)
ラジオはテレビと比べてコンプラが緩いから際どい発言も普通にあります。
完全な放送禁止用語は制限されているものの、テレビじゃ絶対できないトークを聴くことができます。
僕がラジオを聞くタイミング
ラジオはテレビなどの映像コンテンツと違って、耳だけで楽しむことができます。
ながら聴きできるので、ラジオを聴く時間を可処分時間に計上する必要がありません。
リアルタイムで聴いてメールを送ったり、一言一句聴き逃さないようじっくり聴きたいなら話は別ですが、僕はそこまでヘビーリスナーではないので基本的に移動中とか作業とかにながら聴きすることが多いです。
移動中の暇つぶし
僕が一番ラジオを聴くのが移動中。
仕事の通勤、トレーニングジムに行く往復の時間、買い物に行くときなどは必ずと行っていいほどラジオを聞いています。
家事をしながら
何の生産性のない家事もラジオを聞きながらやることで楽しみの時間の一つになりました。
洗濯物を干したり、皿洗い、料理、部屋の掃除など重い腰を上げる時に、ラジオを聴く時間だと思えば気が楽になります。
寝る時
寝る時に不必要な情報をいれるのは良くないと思うが、静かな環境だと全然寝付けないのでラジオを聴きながら眠りについています。ラジオなら目を使わないから自律神経を大きく乱すこともないし、推奨できる行為ではないけど暗闇でスマホをいじるよりはマシなはずです。
オススメのラジオ番組
独断と偏見ですが、僕が普段から聴いているラジオ番組のうち特に毎週欠かさず聴いているラジオを紹介させてください。
「ラジオちゃんと聴いたことないけど何か聴いてみたい」
という人はぜひ今回紹介するラジオを聴いてみてください。今回はバラエティ番組に絞って紹介します。
アルコ&ピースD.C GARAGE(TBSラジオ)
通称、アルピーdcg。
お互い男子中学生みたいな意地の張り合いをしたり、平子り(嘘に嘘を重ねたエピソードをしたり、話を盛りに盛りまくったり、架空の設定のキャラに入り込んだりするスタイル)を始めたり、初聴ではなかなか理解し難いトークのオンパレード。
『うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい』というひろゆきの名言がありますが
『うそはうそであると見抜ける人でないとアルピーdcgを聞くのは難しい。』といっても過言ではないです。
初めは「何いってんだこいつ」となるが、毎週聴いているうちに酒井の「(また平子り)始まったよ」という反応や、放送作家の福田さんの笑い声で「平子りが始まったなぁ~」と分かるようになってきます。
はがき職人も嘘の内容のメールを平気で送ってきます。嘘ラジオ。虚構ラジオ。
沈黙の金曜日(FM富士)
毎週金曜21時~23時に生放送されている沈黙の金曜日。
アルコ&ピースのラジオが2つ続いたので「ただアルピーが好きなだけじゃないか。」と言われても仕方ないですが、今回はアルピーではなくアシスタントの弓木奈於がメイン。
見た目は乃木坂らしい清楚で可愛らしい見た目ですが、弓木が口を開けば必ず笑いが生まれます。
滝沢カレンを彷彿とさせる予測不能のパワーワードを突然言い出したり、お笑い芸人並みのワードセンスを披露したりとアイドルがおバカキャラを演じているのとは一味違う、””ガチ””のヤバさを感じることができます。
だけど、ふいにアイドルらしい可愛い一面を見せたりするので沈金を聴いて弓木沼にハマったリスナーもたくさん。
あまりにぶっ飛んだイカれ発言が多いので弓木奈於(乃木坂46)語録botというアカウントも存在しています。
激ヤバでポンコツなんですが、下ネタや際どい発言はちゃんとスルーするスキルも持ち合わせています。そして可愛い。
2024年5月現在、代々木のスタジオ観覧はコロナの影響で中止していますが、再開したら見に行きたいです。
三四郎のオールナイトニッポン(ニッポン放送)
世間一般的になイメージでは三四郎といえば小宮で、相田は”じゃない方芸人”のイメージが強いと思いますが、場所をラジオに移すと話は別。じゃない方芸人こと相田周二がラジオをぶん回しています。
僕もラジオを聴くまでは地味な”じゃない方芸人”だと思っていましたが、今となっては相田にドハマリしている自分がいます。
学生時代からの友人の二人が何気ないエピソードトークをしているだけなのに、二人ともワードセンスがずば抜けていてめちゃくちゃ面白いです。何が面白いって言語化するのが難しいんだけど、ただただ面白い。
そして、いつも相田の笑い声につられてしまいます。
放送時間が金曜(日付変わって土曜)3時~5時なので、次の日のことを気にせず夜ふかしして頭を空っぽにして聴けるという点でも好きなラジオのひとつ。
さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ(TBSラジオ)
通称タダバカ。さらばファンだったら本編すべて楽しめるんですが、さらばファンじゃない人はオープニングの5分だけ聴いてみてほしいです。このラジオは最初の5分が異常に面白すぎる。僕は普段、電車の中などでラジオを聴くことも多いけど、タダバカだけ必ず声を出して笑ってしまうから絶対に人前で聴けないです。
内容はブログに書けないぐらいキツめの下ネタなので気になる人は本放送を聴いてください。
※下ネタ耐性が低い人はオススメしません。
一度ハマると抜け出せないラジオの魅力
他にも好きなラジオはいっぱいありますが、キリがないからこのへんで締めておくことにします。
ラジオ番組はテレビやネットフリックスなどと違い、耳さえ空いてれば楽しむことができます。
今は無料アプリのradikoを使えばスマホで気軽にラジオが聴けるので、ぜひ自分好みの番組を見つけてラジオを楽しんでみてください。
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