搭載しているクルマが増えてきたベンチレーション機能だが、シートベンチレーション機能はオプションとして販売されていることも多く、追加料金を払ってまで装備するか迷われている方も多いはず。
僕が購入したレクサスRXはシートベンチレーション・ヒーター搭載している。
実際に使ってみて、メリットデメリットがわかっったので、まとめてみた。
シートベンチレーションをつけるか迷われている人やシートベンチレーションがどれくらい効果あるのか気になっている人の役に立つと思う。
シートベンチレーション・シートヒーターとは
ざっくりとした説明をすると、シートベンチレーション・シートヒーターとは「シートに搭載されているエアコン」のことだ。
エンジン始動後の車内は、夏は高温、冬は極寒という状況。
一般的な車であればエアコンだけで車内の温度を調整しなければならないが、ベンチレーション・シートヒーター搭載車であれば、シートから風を出したり吸い込んだりして、シートを快適に調整してくれる。
この機能は基本的に後付けできない装備だ。(シートの上から取り付ける社外品はあるが)
ちなみに実家の車には、後付けのシートヒーターがついていた。↓こういうの↓
一応、ベストセラー商品のリンクを貼ってみたものの評価の数は17…(2022年2月現在)
あまり需要ないのかもしれない。
レクサスRXのベンチレーションについて
運転席・助手席は標準グレード以外の全車種に標準装備されている。
セカンドシートヒーターはVersionL・450hLで標準装備、その他のグレードではメーカーオプション扱い。
機能説明
レクサスRXのシートベンチレーション・シートヒーターは三段階から選択できる。
基本的に最新のレクサス車であれば、レクサスクライメイトコンシェルジュという機能があるのでAUTOに設定しておくだけで、エアコン温度・風量・シートベンチレーション・シートヒーターの風量・ステアリングヒーターのON/OFFを自動でやってくれる。
レクサス公式のホームページを見つけることができなかったので、レクサスとしては全面的に推してない機能なのかもしれない。
背面だけではなく座面もからも風が出る仕様だ。
シートベンチレーションのメリット
蒸れるのを防いでくれる
本革シートはかなり熱を持つので、シートベンチレーションがないとかなり蒸れる。
特に背中は身体をベッタリつけるので夏は熱くて仕方ない。
そんな時にベンチレーションを作動させれば、一瞬で接触面の不快感を消し去り快適にしてくれる。
シートヒーターのメリット
一瞬で背中・足元を温めてくれる
シートヒーターをオンにしておけば、エンジン始動後、一瞬でお尻や背中が暖かくなる。
ただ車内が温まってきてお尻と背中が温めている続けると、僕は汗っかきなので汗が滲んできて蒸れてしまう。
AUTOモードがあるから自動調整してくれるんだけど、個人的には自分で調整して使うほうが適温になるので
暖房が効いてきて車内が暖まってきたらオフにしている。
シートヒーターを作動させたまま長時間乗っていると、低温火傷になる可能性もあるので注意。
シートヒーターを使ったら、腰が温まることで腰痛が改善した。
という話を聞いたことがあるが、本当かどうかはわからない。
シートヒーターはベンチレーションと違い、エアコンを始動しなくてもかなり暖かくなる。
冬場の運転の際、エアコンで車内を暖めてしまうととポカポカと気持ちよくなり眠くなったりする危険性もあるので、そこまで冷えが厳しくない日はエアコンを切った状態でシートヒータだけで稼働させて運転することもある。
シートベンチレーションのデメリット
どちらもシートベンチレーションのデメリットとして挙げているが、大したデメリットではない。
動作音がうるさい
シートベンチレーションは3段階で調整できるんだけど、最大風量ににすると結構うるさい。
騒音とまではいわないけど、ゴォォォォという音がする。
他社のシートベンチレーションはもっと作動音がうるさいらしいので、静かな方かも知れないけど
単体で使用していると少し気になる。レクサス車の遮音性が高いのもあってうるさく感じるのかもしれないが。
シートヒーターに関しては、ほぼ無音なので気にせず使用できる。
単体では(ほぼ)使い物にならない
わかっていたことだが、単体運用では車内の温度は変わらないので、エアコンと併用して使う必要がある。
シートベンチレーションは冷たい風を出しているわけではなく、熱気を吸い込んでいるので体感として涼しくはなるが車内の温度にはほぼ影響しない。
シートベンチレーションは必要なのか:あったら便利。一度使うと手放せない
個人的には、あったら便利だけどなくても困らない装備。
なくても困ることはないが一度使うと、次の車でも欲しくなる。そんな装備だと思っている。
といいつつも、夏場だと熱くて座れない!なんてこともあったので、「付けといてよかった〜」
と思ったことが何度もあったのも事実。
エアコンが効いてしまえば、オフにしてしまうこともあるベンチレーション機能だが、エンジン始動からエアコンが効きはじめるまでの10分間快適に過ごすことができるのはかなりありがたい機能。
たかが10分されど10分ですが、毎日積み重なれば大きな時間になる。
予算に余裕があるのであれば、装着したほうが充実したカーライフを送れるはずだ。
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